なかしま産婦人科について

当院は、前院長が平成17年にさたけ産婦人科として開院し、17年間にわたり地域の産婦人科医院として地域医療を担って参りました。
この度、令和4年理事長の変更に伴い、5月なかしま産婦人科と名称変更し、新たなスタートをきりました。

地域から信頼される医院を目指し、スタッフ一同、患者さんに寄り添い、安心で安全な医療の提供を行ってまいります。

院長ご挨拶

安心と信頼を引き継ぎ、
産後ケアを含めた
“寄り添う医療”を推進していきます。

このたび、「さたけ産婦人科」を承継し、「なかしま産婦人科」として独立・開院することになりました。院長の中島正雄と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

私は富山県立中央病院で20年以上、産婦人科診療に携わってきました。本当にたくさんの赤ちゃんの誕生に立ち会ってきましたが、残念ながら死産や、病気をもって生まれてくる赤ちゃんの出産にも立ち会いました。また、治療の甲斐なく看取らせていただく経験もしました。そのたびに、どれだけ医療が発達しても、医療技術には限界があることを痛感しました。そんな時、医療者にできるのは患者さんの気持ちに寄り添うことしかないと思いました。
また、医療において多様性を認識することは重要です。たとえ同じ疾患、同じ症状であっても、その治療法は患者さんそれぞれの家族関係や社会的背景によって異なるからです。最善の治療法は一つではなく、患者さんが納得して選択した治療法こそ最善の治療法だと、私は思っています。ですから、患者さんにはいくつかの選択肢を分かりやすく説明し、最善策を選んでもらえるよう心がけています。押しつけの医療でなく、患者さん自身が自分の体と向き合うことも大切だからです。

一方、世間では赤ちゃんや幼児の虐待が度々報道され、心苦しく思っている方が多いと思います。産科医の私としては、出産と産後わずかな時間しか関われないもどかしさを感じると共に、核家族化やコロナ禍で人とのふれあいが希薄になっている今こそ、産後のメンタルケアを含めたアフターフォローが必要だと考えています。将来的には、赤ちゃん同伴でリラックスできる場や機会を病院内で提供し、もっと長く、深く、お母さんと赤ちゃんに寄り添い、支援していきたいと考えています。

コロナ禍での船出ではありますが、私が進みたい道ははっきりと目の前に広がっています。これからは、県中時代の先輩・佐竹紳一郎先生が築いた安心・安全の診療と信頼を引き継ぎ、時代に合った新しい医療を推進していきます。今後ともご支援、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

経歴

1996年3月	自治医科大学医学部卒業
1996年4月	富山県立中央病院初期研修医
1998年4月	氷見市民病院産婦人科
1999年4月	国保直営利賀村診療所
2000年4月	富山県立中央病院産婦人科
2022年4月	さたけ産婦人科
2022年5月	なかしま産婦人科

診療時間（受付時間）	月	火	水	木	金	土	日
9:00 – 12:00	●	●	●	●	●	●	×
14:30 – 18:00	●	●	×	●	●	×	×

※初めて当院を受診される方は、受付終了の30分前までに来院して下さい。
※休診日…日曜日・祝日

・当院では、患者様が希望される日時に自由に診療を受けていただけるよう予約制をとっておりません。
・但し、妊婦健診（再診）、出産後の母子の健康診査については、予約制を取らせていただいております。
・また、HPVワクチン接種については、随時受付けておりますが、事前に電話でご確認ください。
・年末年始、お盆、GW時期は、休業とさせていただいておりますので、HPの掲載や電話でご確認ください。

当院にご関心をお寄せいただきまことにありがとうございます。
大変申し訳ありませんが、選択の職種について現在、求人募集は行っておりません。
募集の際は本ページにて改めてご案内いたします。